【OW2】ランクが上がらない理由・原因と勝つためにできること・やるべきこと【オーバーウォッチ2】
オーバーウォッチ2(OW2/OVERWATCH2)のランクの勝ち方についてまとめています。ランクマッチの仕様や影響する要素、勝つために練習できることや意識するべきことなどを解説しているので、OW2ランク上がらないについて知りたい方は是非参考にしてください。
ランクが上がらない原因・理由は?
勝率が低い
現在のOW2のランクシステムは「勝てばゲージが上昇、負ければゲージが減少」という最もシンプルなシステムになっています。
つまり、10戦やって5勝5敗なら停滞、0勝10敗なら大きく降格、10勝0敗なら大きく昇格できるため、何よりも勝率を上げることがランクを上げることに繋がります。
ただし、OWというゲームの難しいところで、勝率を上げるために求められる要素が複数かつそれぞれが複雑に重なっていくゲーム性のため、安定して勝率を上げることが非常に難しくなっています。
自分の実力をできるだけ正しく把握し、何が得意で何が苦手なのかを理解することも重要です。
細かい原因はロールによって変わる
勝率が低いこと自体は全ロールで共通した理由と言えますが、勝率が低いことに対する原因・要因はロールによって変化します。
タンクの場合は、味方の前線を上げる・味方のエリアを広げるといったウェーブ戦単位での状況を有利に動かすことができるロールです。
正面で長時間耐えている間に味方ダメージにキルを取ってもらう動きもあるにはありますが、味方の実力に依存してしまうため自分自身の勝率を上げることには繋がりません。
ダメージの場合は、敵をキルして人数有利を作る・サポートの妨害をしてヒールを回りづらくするなど直接的に戦闘に関与しやすいロールです。
多くのキルを取るよりも、必要なキルを取れるかどうかが大きく影響します。例えば、絡みに来たフランカーから味方サポートを守るキル、前線に飛び込んだ味方タンクとフォーカスを合わせて人数有利を作るキルなど、状況に応じたキルが取れれば自然と勝率・ランクも上がっていきます。
サポートの場合は、タンク/ダメージの活躍に依存しやすいロールではありますが、そのタンク/ダメージが戦いやすい・有利な状況を作れるのがサポートです。
直接キル関与することで人数有利に繋げたり、五分五分の撃ち合いをしている味方をヒールすることで有利な撃ち合いを作り出すなど、他ロールよりも戦況全体を把握する広い視野が必要なロールでもあります。
バグは修正されている
OW2初期のランクマッチは一定数マッチに勝利する毎にランク帯が決まる仕様だったため、内部的にどのような要素がランク認定に結びついているのかが不明瞭でした。
また、その結果勝ち越したにも関わらずランクに変動が無いなどのバグと思われる報告も複数挙がっていました。
現在は1マッチごとの勝敗が直接ランクのゲージを増減させる仕様になったため、ランクが上がらないバグは結果的に修正されています。
ランクマッチの仕様
現在(シーズン11前半)のランクマッチは、1マッチごとの勝敗が直接ランクに影響します。
勝てば増加し100%で次のディビジョン(数字)になり1で100%になったら次のティア(ランク帯)の5に昇格します。
負けたら減少し0%を下回ると1つ下のディビジョンになり、5で0%になると1回は「降格保護」で現在のティアに残りますがそのまま負けた場合は1つ下のティアの1に降格します。
また、勝敗で増減するゲージにはマッチングの格差に対する補正が設けられており、その結果負けても減少量が少なかったり勝ったら大きく増加することがあります。
※パッチごとに名称が変更されることがあります
補正 | 発生する条件 |
---|---|
連勝傾向 (増加) | 最近の数マッチにおける勝率が高い場合に発生 |
連敗傾向 (減少) | 最近の数マッチにおける勝率が低い場合に発生 |
調整 (増減両方) | マッチ数が少なく現在のランク帯が適正と判断できない場合に発生(本来よりも低いランク認定なら増加補正、本来よりも高いランク認定なら減少補正) |
金星 (増加) | 実力が高い相手に勝利した場合に発生 |
不利 (増加) | 実力が高い相手に敗北した場合に発生 |
有利 (減少) | 実力が低い相手に勝利した場合に発生 |
逆転 (減少) | 実力が低い相手に敗北した場合に発生 |
降格 (減少) | ティアランクアップ後の調整マッチに敗北した場合に発生 |
ランクの勝率を上げるコツ・意識すること
1マッチを大事にする
OW2は有利不利の状況や戦闘などが速いゲームなので、1戦で考えることが多く集中する必要があります。
なあなあでプレイすると意味のないウルトを使ったり、雑なデスが増えたりとデメリットの方が多くなっていくので、自分の集中力が続くサイクルで適度に休憩するのも大事です。
特に負けたマッチの後は、喫煙者ならタバコを吸ったり、非喫煙者なら音楽を聴いたり甘い物を摂取するなど一度リフレッシュしてから、リプレイで勉強したり次のマッチにキューを入れる方が良いです。
負けた流れのまま次のマッチに行くと前回のダメなポイントなどをそのまま引きずってしまい、連敗に繋がる可能性が高くなります。
ただ、これに関してはプレイヤーによって大きく差があるところでもあるので、一度クールダウンしてしまうと中々スイッチが入らないという方は自分に合った切り替え方を見つけましょう。
OW2というゲームを理解する
OW2は武器・スキルが異なる様々なキャラで戦うチームFPSゲームのため、他FPSで求められるエイムやキャラコンだけでなく、MOBAやMMOで求められるスキル管理も必要になります。
その上で、キャラ同士の有利不利、マップ・エリアによるポジショニングや射線管理、オブジェクト(ルール)関与などの基礎知識も必要となるため、高ランクになるために求められる能力が他ゲームよりも高い傾向にあります。
特にFPSゲームながら敵味方の状況を俯瞰で見れているかどうかが状況判断する上で重要なので、勝敗に関わらずプレイしたマッチをリプレイで俯瞰視点から見直すことでダメだった動きの修正・良かった動きの理由を理解することに繋がります。
エイムが悪いならひたすら練習
特にダメージロールをプレイしていて、シンプルにエイム力が足らずに撃ち合いに勝てていないならひたすらエイム練習をしましょう。
「Aimlabs」や「KovaaK's」といったエイム練習用のゲームを使っても良いですし、「ハバナエイム(コード:9TVHD)」のようなOW2内で完結できるエイム練習方法もあります。
また、使用しているデバイス(マウスやマウスパッド)が自分に合っていないという可能性もあるので、ゲーミングPCショップなど直接マウスを手に持てるような店で確認するのもおすすめです。
構成に合わせたピック・動きをできるようにする
勝率を上げる上で、味方と連携の取れたチームプレーができるかどうかも重要なポイントです。
例えば、味方がダイブ構成なのにウィドウやハンゾーを出して1人浮いたところをキルされている、味方がポーク構成なのにゲンジで前に出過ぎて味方のカバーがもらえていない、など噛み合っていないピックをするならそれなりの立ち回りが求められます。
ただ、1人だけ異なる構成をピックすることが結果的に刺さることもあるので、敵味方の練度やマップ・ウルト状況にも左右される難しい要素でもあります。
ハイリスクハイリターンの動きも重要
正面で撃ち合って誰かがワンピック取るのを一生待つのではなく、少し無理してでも射線を広げて大きいリターンを狙う動きも状況を打開する上で重要なポイントです。
初めのうちは上手くいかなくても、それを後から改善・調整していくことで成長に繋がるので、まずはトライしてみることが大事です。
直接キルが取れなかったとしてもウルトを使わせたり、下がらせることで味方の確保エリアを広げるなど、目に見えづらい部分で貢献できることもあるので、色々なマップ・キャラでチャレンジしていきましょう。
「味方が弱い・味方が悪い」は言い訳にならない
OW2に限らずチームゲームは負けた原因を味方のせいにすることがありますが、1マッチの結果はそうだとしても勝率が上がらないことには繋がりません。
そのプレイヤーとマッチングする可能性・確率は他プレイヤーも同じだけ持っているので、それでも勝率そのものが上がらないのは他に原因があります。
上位帯のプレイヤーになっていくほど、「味方が弱いならその分自分が活躍すればいい」という考え方を持っているので、ランクを上げたいなら自分自身が強くなることが一番の近道です。
リプレイを見直して敵味方の動きを研究する
敵が強くて負けたり、味方が強くて勝ったなどのマッチは、そのマッチのリプレイを見直してその人の動きを真似するのにうってつけの教材になります。
特にランク帯が近くて参考にすることですぐに勝敗に繋がる可能性も高いので、リプレイを見る癖を習慣づけておくのも良いでしょう。
リプレイの見方は、「戦績」画面の「履歴」を開き、「ゲーム・レポート」から見たいマッチを選択して画面下部の「ゲーム・レポートを表示」をクリック、その後表示される「リプレイを再生」からマッチを見直せます。
自分視点だけでなく、敵・味方・俯瞰と色々な視点からそのマッチを確認できるので、ウェーブ戦ごとに異なる視点を見たりするとより多くの情報を得やすくなります。
OW2はマッチ終了直後にそのマッチをリプレイ再生できる神機能があるゲームなので、その機能を最大限活用してランク上げに活かしましょう。
ゲームホリック編集部
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